夏休みに入ります。
3月からの臨時休業。年度が代わって入学式・始業式が行われたものの,臨時休業の延長。そして6月からの学校再開と,例年夏休みであるところの3分の2程の夏季出校。新型コロナウイルスにふりまわされた,いえ,ふりまわされている本年度です。
生徒たちは,これまで,毎日の健康管理を意識したり,予防としての手洗いや消毒を心がけたりしてきました。密になることを避け,朝礼などの集会は放送で行われたり,例年行われているいくつかの行事は行われなかったりしました。教科の学習や給食,清掃においても気を使ってきました。こんな状況においても,生徒たちは,自分の在り方を見失わずに落ち着いた学校生活を送ることができたようで,頼もしく感じています。
さて,学校においてだけではなく,新しい生活スタイルを模索していかなくてはいけない私たちですが,これは苦しい部分もありながら,心が一歩成長できる機会ではないかと思います。まだまだ,先は不透明。しかし,前向きに,できることから歩んでいきたいものです。ベストではなくベターを大切にしながら。
夏休みに入ります。
落ち着いて学校生活を送ることができたものの,見えない疲れがあるはずです。短い夏休みになりますが,また,外出を控えなければいけない夏休みになるのかもしれませんが,見えない疲れを癒し,しっかりリフレッシュして,来る24日,さわやかな笑顔で登校する生徒たちの姿を楽しみにしています。
見えない疲れを癒す夏休みにしましょう。